6/16(日)開催 1話最速上映イベント オフィシャルレポート公開!
6月16日、東京・竹芝にあるニューピアホールにて、テレビアニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(通称、『ロシデレ』)の放送直前スペシャルイベントが開催! 本稿では、開場前からファンが長い列を成し、アニメ化に対する期待の熱を強く感じたイベントから昼の部の模様をお届けします。
【出演】 | 天﨑滉平(久世政近 役)/上坂すみれ(アリサ・ミハイロヴナ・九条 役) /丸岡和佳奈(周防有希 役) /藤井ゆきよ(マリヤ・ミハイロヴナ・九条 役) /会沢紗弥(君嶋綾乃 役) |
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【MC】 | 青木佑磨 |
写真:夜の部
6月16日、東京・竹芝にあるニューピアホールにて、テレビアニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(通称、『ロシデレ』)の放送直前スペシャルイベントが開催! 本稿では、開場前からファンが長い列を成し、アニメ化に対する期待の熱を強く感じたイベントから昼の部の模様をお届けします。
定刻と同時に、第1話の上映がスタート! ファンは固唾を呑みながら、可憐なアーリャと自堕落な政近の掛け合いを見守りました。
そして上映が終わると、自然と観客から拍手が! MCの青木佑磨さんがステージに登壇し、キャストの天﨑滉平さん(久世政近役)、上坂すみれさん(アリサ・ミハイロヴナ・九条役)、丸岡和佳奈さん(周防有希役)、藤井ゆきよさん(マリヤ・ミハイロヴナ・九条役)、会沢紗弥さん(君嶋綾乃役)を呼び込みます。
上映を終えたばかりの第1話の感想を尋ねられたキャスト陣は、すぐさま観客に「面白かったですか?」と質問。観客からは大きな拍手で返され、キャスト一同は胸を撫で下ろしました。
また、天﨑さんと上坂さんがパーソナリティを務めているラジオ『時々ボソッとロシア語でラジる隣のアーリャさん』について訊かれると、上坂さんは「桃井はるこさんの素晴らしさについて語っています!」と内容を熱弁。天﨑さんも「楽屋からウォークマンを持ってきて、一緒に桃井はるこさんのラジオを聴こう!」と乗っかると、藤井さんからすかさず「本当に『ロシデレ』のラジオ?」と問われる一幕も。……本当に『ロシデレ』のラジオなのか?
第1話の余韻冷めやらぬ中スタートしたのは、ミニコーナー「キャストが教える第1話推しシーン」! キャストに行った事前アンケートをもとに推しシーンを取り上げていくコーナーです。
まず挙げられたのは、アーリャが初めてロシア語を呟くシーン。「милашка(ミラーシュカ/可愛い)」と呟くこのシーンに対し、天﨑さんは熱烈プレゼン! どうしたら原作小説の雰囲気をそのままアニメにできるのか? と考えたとき、一回目のセリフはスルー。でも、二回目は字幕で「可愛い」と書きつつ、政近がロシア語を理解していることを伝えるという、『ロシデレ』アニメの方向性を提示したシーンなのだと熱弁。会沢さんは収録現場でロシア語のセリフに挑む上坂さんが大量のメモを書いていたことを目撃したそう。アーリャを演じた上坂さんは「ロシア語の発音は厳ついものが多いので、ロシア語のセリフは普段のシーンよりもキーを高くして演じています」と役作りの秘話を明かしました。
次に挙げられた政近がアーリャに靴下を履かせるシーンでは、思わず壇上からも溜め息が。上坂さんが「アーリャの美しいおみ足からのキック、そして“良いもの”……。これぞラブコメの黄金コンボ!」と熱く語ると、自称・ソックス有識者の丸岡さんが「靴下になりたいと思ったことがありますよね!?」と会場に訴えを開始。藤井さんも「ソックスもいいんですけど、アーリャちゃんの「早く」がいい! 素足で指図されるのがいい!」とフェチを叫びました。
その後始まったのは、キャストの『ロシデレ』愛を確かめる「ロシデレ期末試験」。
点数の一番高い人にはロシア名物のボルシチが贈られるとあって、キャストは真剣な眼差しに。
「ロシデレクイズ」では、キャラクターの設定から質問が。
アーリャの髪のリボンはどっち側に付いているのか問われると、すかさず丸岡さんがアーリャグッズを持つ観客をチェック。ライトの反射で詳しく見られなかったようですが、客席とのコミュニケーションを楽しみました。
アーリャが呼ばれている異名についての問題は、「孤高のお姫様」が正解。しかし、丸岡さんは「オレの嫁」、会沢さんは「リボン右お姉さん」と解答。さらには天﨑さんが漢字に迷った挙句、「深窓の令嬢」と誤答してしまい赤面を浮かべてしまいました。
続いてマーシャの異名について質問。一同悩みつつ、上坂さんは「聖母」、丸岡さんは「ママ」、会沢さんは「リボン右お姉さんのお姉さん」と解答。マーシャを演じる藤井さんは「学園の聖女」と解答し、天﨑さんも同意したところ……正解が「学園の聖母」と発表! これでは全員誤答か……となったところで、藤井さんが「学園の聖女」から「女」の文字を消し……。果たしてこれで正解となるのか……?
続く「ロシラジ」の名物コーナー「こんなデレ判定出張版」では、日曜の昼間に思いを寄せる先輩と偶然出会ったとき、ボソッと言われたいセリフをキャストそれぞれが考案。
すぐに書けた上坂さんは「うん、偶然だね? ホントに♡」と可愛らしく演技。会沢さんは「GPS付けてて良かった♡」とヤンデレ風味に解答します。丸岡さんがイケメンセリフを考案し、天﨑さんに演じさせると会場からは拍手が。藤井さんは上坂さんの回答を真似つつ、会沢さんのキャラ性もミックスさせてトライ。その結果、上坂さんの勝利となりました。
結果として、「ロシデレ期末試験」は上坂さんが勝利。上坂さんにボルシチが贈られました。
朗読劇では、Blu-ray第1巻に付属する燦々SUN先生書き下ろし小説が初公開! スタートしたのは、まさかの異世界召喚から始まるストーリー!? 天﨑さんが「露出が少ない」という地の文を「露出が多い」と読み間違う一幕もありつつ、ストーリーが気になるところで朗読劇は終了。続きはBlu-rayを購入して読むしかないのか……! と観客をやきもきさせました。
イベントも終わり際となり、改めてアニメ『ロシデレ』の情報を振り返るコーナーでは、ソーシャルゲーム『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん パズルパーティー!』の情報が解禁! 興奮冷めやらぬままエンディングに突入しました。
未だに朗読劇での天﨑さんの読み間違えがツボに入っていた会沢さんは、吹き出しつつ「天﨑さんは収録時もカッコいいセリフを噛んでいたんですよ! 他にも毅のことをたかしと呼んでいて」と秘話を暴露。「まだ第1話では観られなかった綾乃を楽しみにしてください!」と応援を呼びかけました。
藤井さんは「観ていただくことで作品は完成するので、とても嬉しかったです。収録が終わってしまうことがとても悲しいアットホームな現場でした。皆様の感想をエゴサしまくるので、皆さんXでポストしてください!」と宣言。
丸岡さんは「私はボケとかできないんですけど」と清楚たっぷりキャラを演じつつ、「『ロシデレ』をよろしくお願いいたします!」と紹介。その声色にはすぐ天﨑さんからツッコミが起こるほど……。
上坂さんは今日のイベントの雰囲気を振り返りつつ、「こんなに楽しい職場はないでしょう?」と仲の良さをアピール。「収録やオープニング・エンディングのレコーディングを通して、本当にいろんな方々が『ロシデレ』を愛してくださっていることを実感しました。夏を本当に楽しませてくれる作品なので、ぜひお楽しみに!」とスピーチしました。
そして座長を務める天﨑さんは、「上坂さんがアーリャを演じるにあたって、監督・演出だけじゃなく、ロシア語の監修の方も付いて、毎話労力をかけて収録に臨まれていました。その姿を見ていたからこそ、素晴らしい作品になると確信しています」とメッセージを送りました。
イベントは「увидимся!(ウヴィージムシャ/またね)」の掛け声とともに幕を閉じました。
文:太田祥暉
定刻と同時に、第1話の上映がスタート! ファンは固唾を呑みながら、可憐なアーリャと自堕落な政近の掛け合いを見守りました。
そして上映が終わると、自然と観客から拍手が! MCの青木佑磨さんがステージに登壇し、キャストの天﨑滉平さん(久世政近役)、上坂すみれさん(アリサ・ミハイロヴナ・九条役)、丸岡和佳奈さん(周防有希役)、藤井ゆきよさん(マリヤ・ミハイロヴナ・九条役)、会沢紗弥さん(君嶋綾乃役)を呼び込みます。
上映を終えたばかりの第1話の感想を尋ねられたキャスト陣は、すぐさま観客に「面白かったですか?」と質問。観客からは大きな拍手で返され、キャスト一同は胸を撫で下ろしました。
また、天﨑さんと上坂さんがパーソナリティを務めているラジオ『時々ボソッとロシア語でラジる隣のアーリャさん』について訊かれると、上坂さんは「桃井はるこさんの素晴らしさについて語っています!」と内容を熱弁。天﨑さんも「楽屋からウォークマンを持ってきて、一緒に桃井はるこさんのラジオを聴こう!」と乗っかると、藤井さんからすかさず「本当に『ロシデレ』のラジオ?」と問われる一幕も。……本当に『ロシデレ』のラジオなのか?
第1話の余韻冷めやらぬ中スタートしたのは、ミニコーナー「キャストが教える第1話推しシーン」! キャストに行った事前アンケートをもとに推しシーンを取り上げていくコーナーです。
まず挙げられたのは、アーリャが初めてロシア語を呟くシーン。「милашка(ミラーシュカ/可愛い)」と呟くこのシーンに対し、天﨑さんは熱烈プレゼン! どうしたら原作小説の雰囲気をそのままアニメにできるのか? と考えたとき、一回目のセリフはスルー。でも、二回目は字幕で「可愛い」と書きつつ、政近がロシア語を理解していることを伝えるという、『ロシデレ』アニメの方向性を提示したシーンなのだと熱弁。会沢さんは収録現場でロシア語のセリフに挑む上坂さんが大量のメモを書いていたことを目撃したそう。アーリャを演じた上坂さんは「ロシア語の発音は厳ついものが多いので、ロシア語のセリフは普段のシーンよりもキーを高くして演じています」と役作りの秘話を明かしました。
次に挙げられた政近がアーリャに靴下を履かせるシーンでは、思わず壇上からも溜め息が。上坂さんが「アーリャの美しいおみ足からのキック、そして“良いもの”……。これぞラブコメの黄金コンボ!」と熱く語ると、自称・ソックス有識者の丸岡さんが「靴下になりたいと思ったことがありますよね!?」と会場に訴えを開始。藤井さんも「ソックスもいいんですけど、アーリャちゃんの「早く」がいい! 素足で指図されるのがいい!」とフェチを叫びました。
その後始まったのは、キャストの『ロシデレ』愛を確かめる「ロシデレ期末試験」。
点数の一番高い人にはロシア名物のボルシチが贈られるとあって、キャストは真剣な眼差しに。
「ロシデレクイズ」では、キャラクターの設定から質問が。
アーリャの髪のリボンはどっち側に付いているのか問われると、すかさず丸岡さんがアーリャグッズを持つ観客をチェック。ライトの反射で詳しく見られなかったようですが、客席とのコミュニケーションを楽しみました。
アーリャが呼ばれている異名についての問題は、「孤高のお姫様」が正解。しかし、丸岡さんは「オレの嫁」、会沢さんは「リボン右お姉さん」と解答。さらには天﨑さんが漢字に迷った挙句、「深窓の令嬢」と誤答してしまい赤面を浮かべてしまいました。
続いてマーシャの異名について質問。一同悩みつつ、上坂さんは「聖母」、丸岡さんは「ママ」、会沢さんは「リボン右お姉さんのお姉さん」と解答。マーシャを演じる藤井さんは「学園の聖女」と解答し、天﨑さんも同意したところ……正解が「学園の聖母」と発表! これでは全員誤答か……となったところで、藤井さんが「学園の聖女」から「女」の文字を消し……。果たしてこれで正解となるのか……?
続く「ロシラジ」の名物コーナー「こんなデレ判定出張版」では、日曜の昼間に思いを寄せる先輩と偶然出会ったとき、ボソッと言われたいセリフをキャストそれぞれが考案。
すぐに書けた上坂さんは「うん、偶然だね? ホントに♡」と可愛らしく演技。会沢さんは「GPS付けてて良かった♡」とヤンデレ風味に解答します。丸岡さんがイケメンセリフを考案し、天﨑さんに演じさせると会場からは拍手が。藤井さんは上坂さんの回答を真似つつ、会沢さんのキャラ性もミックスさせてトライ。その結果、上坂さんの勝利となりました。
結果として、「ロシデレ期末試験」は上坂さんが勝利。上坂さんにボルシチが贈られました。
朗読劇では、Blu-ray第1巻に付属する燦々SUN先生書き下ろし小説が初公開! スタートしたのは、まさかの異世界召喚から始まるストーリー!? 天﨑さんが「露出が少ない」という地の文を「露出が多い」と読み間違う一幕もありつつ、ストーリーが気になるところで朗読劇は終了。続きはBlu-rayを購入して読むしかないのか……! と観客をやきもきさせました。
イベントも終わり際となり、改めてアニメ『ロシデレ』の情報を振り返るコーナーでは、ソーシャルゲーム『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん パズルパーティー!』の情報が解禁! 興奮冷めやらぬままエンディングに突入しました。
未だに朗読劇での天﨑さんの読み間違えがツボに入っていた会沢さんは、吹き出しつつ「天﨑さんは収録時もカッコいいセリフを噛んでいたんですよ! 他にも毅のことをたかしと呼んでいて」と秘話を暴露。「まだ第1話では観られなかった綾乃を楽しみにしてください!」と応援を呼びかけました。
藤井さんは「観ていただくことで作品は完成するので、とても嬉しかったです。収録が終わってしまうことがとても悲しいアットホームな現場でした。皆様の感想をエゴサしまくるので、皆さんXでポストしてください!」と宣言。
丸岡さんは「私はボケとかできないんですけど」と清楚たっぷりキャラを演じつつ、「『ロシデレ』をよろしくお願いいたします!」と紹介。その声色にはすぐ天﨑さんからツッコミが起こるほど……。
上坂さんは今日のイベントの雰囲気を振り返りつつ、「こんなに楽しい職場はないでしょう?」と仲の良さをアピール。「収録やオープニング・エンディングのレコーディングを通して、本当にいろんな方々が『ロシデレ』を愛してくださっていることを実感しました。夏を本当に楽しませてくれる作品なので、ぜひお楽しみに!」とスピーチしました。
そして座長を務める天﨑さんは、「上坂さんがアーリャを演じるにあたって、監督・演出だけじゃなく、ロシア語の監修の方も付いて、毎話労力をかけて収録に臨まれていました。その姿を見ていたからこそ、素晴らしい作品になると確信しています」とメッセージを送りました。
イベントは「увидимся!(ウヴィージムシャ/またね)」の掛け声とともに幕を閉じました。
文:太田祥暉